車椅子の青年

2005–09–30 (Fri) 00:11
今日、息子の大学の父母会へ行って、
夕方地元の駅に着いたら、エスカレーターの前で
車椅子の青年がいました。

私は、気になりながらも夕飯のしたくで頭いっぱいで、
エスカレーターを上って改札を出ました。

駅の外階段を下りると、
主人とクーちゃんがお迎えにきてくれていました。
買い物袋を持ってくれた主人は、
「お母さん待っている間、駅のホームを見ていたら、
車椅子の若い子が上れなくて困っていなかった?」と聞かれ、
「うん、そういえば、いたけど、でも誰かと話してたから、
待ち合わせしてるかと思ったの」と言ったら、

気になるからと言う主人と駅へ戻った。
ホームを見ると、まだ車椅子の青年が駅員と何か話していた。
しばらく、主人と様子をうかがって見ていると、
何か、板の様なものをエスカレーターに載せたりして、
四苦八苦してる様子だった。
主人がいうには、私が帰る前からこの状態だったとの事。

いてもたってもいられなくなったのか
主人は、クーを歩道のポールに縛って、
私に「ここにいて」と言うと、ホームに向かった。

ホームで主人は駅員さんと何か話していたが、
そのうち、ホームから家にいる息子を駅に呼んでくれと
大声で叫んだ。
eki

携帯で呼び出された息子は、自転車で飛ばしてきてくれた。
そのままホームに行くと、何か相談してる様子だったが、
そのうち、エスカレーターのない、普通の階段方向に行ってしまった。

こう言う状況のときは、6人位で対処しなければならないという
駅の安全上のマニュアルがあるのか、
2人と他に改札にいた若い男性に手伝ってもらって、
6人でその男性を車椅子ごと抱えて上ったと後から聞いた。
6人で


総重量130キロの重さを6人で担いで上ったといっても、
単純に計算して一人20キロ以上を抱えてる事になる。
その様子は携帯カメラに写すことはできなかったけど、
クーと私は主人と二男がいる方向を気にしながら、
戻ってくるのを待った。

でも、おせいじぬきで主人はなんてえらいんだろうと思った。
普通知らん振りで通り過ぎる人ばかりだと言うのに、
駅のホームの様子を見ていて気になるとは、
ほんと相当のお人好し・・・と言いながら
口には出さなかったけど、主人を見直した出来事でした。

ところで、その車椅子男性、今日はその座っていた車椅子で
サッカーの試合をしてきての帰りだったらしいです。
駅の改札にはその男性のお兄ちゃんがむかえにきていたのに、
決して手出しはしなかったそうです。

小さい時に高熱で不自由な体になったそうですが、
お兄ちゃんや親が手伝わず、
一人で生き抜いて行けるようになるための、
これまでの親と家族の苦労が見えた気がしました。

でも、日本の駅事情って、まだまだバリアフリーが
整ってないですね。

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